フランジ式ダイアフラムシール
ネジ式デザイン高圧タイプ
用途
- 低圧用の測定機器と差圧測定機器との組み立て(直接組み立て、冷却エレメントまたはキャピラリによる)
- 侵食性、汚染、または高温の媒体
- 化学プロセス産業、石油化学工業
- レベル計測及びフィルタの監視
特徴
- 内部ダイアフラムと大きな測定領域
- 利用可能な特殊材質
- 大きなダイヤフラム径による低い温度誤差(低い測定範囲での測定が可能)
- 高圧による広い適用温度レンジ範囲
- フラッシング接続の統合(オプション)
製品説明
ダイアフラムシールは、圧力測定器を粘性、結晶性、腐食性、高粘性、環境に有害又は有毒な媒体から保護するために使用されます。ダイアフラムは被計測流体から隔絶するのに適した材質から構成されています。したがって、測定器とダイアフラムシールを組み合わせることにより、困難な測定条件でも対応できます。
特定の用途に合うように選択することができるシステム内部の充填液は、圧力を測定機器に液圧で伝達しています。
ダイアフラムシールのデザインや材料など、多数の利用可能な組み合わせによって、ほとんど無制限のアプリケーションの可能性が存在します。プロセス接続のタイプ(フランジ、ねじ込み)および基本的な製造方法は、重要な設計差別化基準です。
ダイアフラムシール及びダイアフラムシールシステムに関するさらに詳しい情報は、アプリケーション、動作原理、デザインに関して記述しているIN 00.06 をご参照下さい。
フランジ接続及び内部ダイアフラムモデル990.41ダイアフラムシールは、接続ネジが小さいアプリケーションに最適です。 内部ダイヤフラム(大きなダイヤフラム直径)のため、低い圧力範囲を計測することができます。 温度が変化すると、ダイアフラムはシステム内の充填流体の体積膨張に抵抗することにより、測定器での偏差をより小さくします。
ダイアフラムシールと測定機器の接続は、標準的には直接接続されますが、オプションとして冷却機構又は伸縮性のあるキャピラリー接続も可能です。
材質選択に関して、WIKAは上部ボディ、ダイアフラム及び下部ボディを同一又は異なる材料で作ることができる多様なソリューションを提供しています。ダイアフラムと下部ボディは、金属膜のコーティングの提供することができます。
モデル990.41を使用したWIKAダイアフラムシールは、高い測定要件を要求される化学プロセスおよび石油化学業界で世界中で使用されています。