用途
- サニタリ用途
- 食品 飲料業界
- バイオと製薬産業、活性化原料製造
特徴
- プロセスを開かずにセンサーの校正が可能
- M12 x 1プラグコネクタによる簡単な電気接続
- ダイレクトセンサ出力(3線又は4線式のPt100 / Pt1000)又は4 ... 20 mA出力信号を備えた内蔵トランスミッタとWIKAsoft-TT PC設定ソフトウェアを使いパラメータを個別に設定可能
- 接液部はステンレススチール1.4435
- ハイジェニックデザインの基準に従って自己排水及びデッドスペースを最小限に抑えた材料及び表面仕上げ品質
概要
モデルTR21-B測温抵抗体は、サニタリーアプリケーションでの温度測定を提供し、-30 ... 150℃(-22 ... +302°F)の範囲で液体及び気体媒体の測定に使用できます。危険区域での使用のために、本質安全防爆仕様が対応可能です。
プロセスへの組み込みに関して、特許取得済みのサーモウェルモデルTW61(ドイツ国特許第102010037994号及び米国特許第12 897.080号が適用)がパイプラインに直接溶接されています。
プロセス配管の接続部はストレート仕上げになっており、溶接接続ができる形状になっています。プロセスコネクションは、サニタリー用途に対しての厳しい材料と設計要件を満たすプロセス接続が適用されています。 すべての電気部品は水分(IP67又はIP69K)から保護されています。
この測温抵抗体は、直接センサー出力又は内蔵トランスミッタが選択可能で、PC構成ソフトウェアWIKAsoft-TTを使用して個々の設定をすることができます。NAMUR NE43に準拠した測定範囲、減衰、エラー信号及びタグナンバーを 調整することができます。
校正やメンテナンスを容易にするため、センサはプロセスの停止、電気接続の切断をすることなく、取り外し可能です。したがって、衛生上のリスクを最小限に抑えることができ、ダウンタイムを削減することができます。
ユニオンナットに一体化されたスプリングロードは、センサチップとサーモウェルの底面との接触を保証し、応答時間が短く、高精度が得られます。
ご注文頂く際は、挿入長、プロセス接続、センサー及び接続方法をそれぞれ選択することができます。電気接続はM12 × 1丸形コネクタで行います。
オートクレーブで装置を滅菌する必要がある用途向けに、温度耐性バージョンも選択可能です。